バッグの新ブランド「AMUAMU」さん vol.1
9月から、お取り扱いさせて頂いておりますバッグの新ブランド「AMUAMU」さん。
出逢いは、昨年のビッグサイトの展示会でした。
行かれたことのある方は、皆さんそうお思いでしょうが、ビッグサイトは兎に角広いのです。
何百社というブースが、それぞれ10㎡くらいから、50㎡くらいまでの大きさで、長屋の様に立ち並んでいます。
とてもお金のかかった、作り込みをされたブースから、簡素なものまで様々です。
その中を縫う様に歩きながら、意中のものを見つけ出すのは中々の事で、何十回行ったか分かりませんが、毎回空振りので展示会を後にすることが大半です。
それこそ目的を持って行かなと、ただ歩くだけで疲れてしまいますし、4時間くらい歩いた頃には何かを見つける気力が失せてしまったりもする訳です。
最も、これは私自身の目利き力のなさかも知れませんが。
そんな中、確かファッションワールドか何かの展示会だったと思います。
私はその日、バッグを探してキョロキョロと歩いていました。
そして、無理やりにでも探してやろうと思って少しムキなってもいました。それは時間をかけてわざわざビッグサイトまで行って、ここ数回空振りだったことに起因してのことだったのですが。
そして、これは大変失礼なことだとは思いますが「これはどうかなー?」
と思える、いや無理やり思おうとした何社かの方にお話を聞いたりして、
その日も
「やはり空振りかー!」
と思い始めた時、凄く大きな黒と白のナイロントートが割と広めの角のブースに掛けてあるのが見えました。
「オッ!」そのブースにはAMUAMUとブランドロゴが書いてありました。
アムアム???
すると、そこにはレザーメッシュとナイロンの組み合わせた、今までありそうでなかった白と黒のバッグが並んでいました。
先程、目に留まった大きなトートバッグも持ち手がレザーメッシュになっており、呆れるほど大きいのですが、それが何とも良いのです。
ナイロン地は所謂ツイール地(つるつるしたナイロン)で、一目見て、リモンタ社のナイロンと分かる、高級感があったのです。
リモンタ社とはプラダが使用したことで有名になった高級ナイロンのメーカーです。
イタリアの高級ナイロンバッグは殆どがこのリモンタのナイロンを使用しており、有名なところではフェリージ・オロビアンコ・ステファノマノなどもリモンタを使用しています。その何とも言えない光沢感と、風合いが魅力です。
「やっと見つかった!」
そう思うと嬉しくなりました。
そのブースにツカツカト入って行き、一人の方に色々とお話を伺いました。
それまで見たことがなかったので、やはりという感じですが新ブランドなのだそうです。
4℃ホールディングスのグループ会社で、株式会社アスティ―という大手のOEMの会社が初めて手掛ける自社ブランドであるということでした。
そして、やはりリモンタナイロンを使用しており、メッシュレザーはバングラデシュでのハンドメイドだそうです。
Artistsanで扱っているDragon Diffusionはお隣のインド。
メッシュレザーはやはりあそこらへんなんだなー、、、などと思いながらその説明を聞いておりました。
Artistsanではもう一つManhattan Portage BLACK LABELを扱っています。
あちらはコーデュラ社のナイロンを使用しております。しかも本体はバリスティックという、少し目の粗いナイロンが主流なのですが、ArtistsanではBLACK LABELのみが使用している大人っぽいツイールナイロンが売れ筋の主流なのです。
頭の中で、「ちょうど真ん中の商品が見つかった!」そう感じたのでした。
是非扱わせてもらいたいと話を伺う中で、なかなか高いハードルがあったことと、デビューが約1年先であることが分かりました。
「む、む、む、む、む、~!!!」
なかなか上手くはいかないものです。
家に帰っても、「あのブランド良かったけどなー、、、」
ずっとAMUAMUの事を考えていました。でも1年先のことだし仕方がありません。
それから、また何回かの展示会に行きましたが、やはり「これ!」というものは見つからず、半年が過ぎました。
今度は、有楽町の国際フォーラムで行われた展示会でAMUAMUと再会したのです。
それは、AMUAMUさんから頂いた展示会の案内状がありましたので、それを持参して展示会に向かったわけです。
大概はファーストインプレッションが大きすぎて、
2回目は「あれっ、こんな感じだったっけ?」
そう思うことが殆どですが、AMUAMUは違いました。
その展示会場はそんなに広くないので、に一発で見つかりました。
そしてやはり
「イイ!!!」
そう思いました。
また、ブースの中の方を捉まえて案内状をお見せして、お話を伺いましたがやはりハードルは変わっていませんでした。
そこで、営業担当の方の名刺を頂き後日直談判!!!
という勢いで電話をして、アポイントを取り付けました。
株式会社アスティ―さんの東京本社は天王洲アイルの高層ビルの中にありました。
~つづく~
出逢いは、昨年のビッグサイトの展示会でした。
行かれたことのある方は、皆さんそうお思いでしょうが、ビッグサイトは兎に角広いのです。
何百社というブースが、それぞれ10㎡くらいから、50㎡くらいまでの大きさで、長屋の様に立ち並んでいます。
とてもお金のかかった、作り込みをされたブースから、簡素なものまで様々です。
その中を縫う様に歩きながら、意中のものを見つけ出すのは中々の事で、何十回行ったか分かりませんが、毎回空振りので展示会を後にすることが大半です。
それこそ目的を持って行かなと、ただ歩くだけで疲れてしまいますし、4時間くらい歩いた頃には何かを見つける気力が失せてしまったりもする訳です。
最も、これは私自身の目利き力のなさかも知れませんが。
そんな中、確かファッションワールドか何かの展示会だったと思います。
私はその日、バッグを探してキョロキョロと歩いていました。
そして、無理やりにでも探してやろうと思って少しムキなってもいました。それは時間をかけてわざわざビッグサイトまで行って、ここ数回空振りだったことに起因してのことだったのですが。
そして、これは大変失礼なことだとは思いますが「これはどうかなー?」
と思える、いや無理やり思おうとした何社かの方にお話を聞いたりして、
その日も
「やはり空振りかー!」
と思い始めた時、凄く大きな黒と白のナイロントートが割と広めの角のブースに掛けてあるのが見えました。
「オッ!」そのブースにはAMUAMUとブランドロゴが書いてありました。
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アムアム???
すると、そこにはレザーメッシュとナイロンの組み合わせた、今までありそうでなかった白と黒のバッグが並んでいました。
先程、目に留まった大きなトートバッグも持ち手がレザーメッシュになっており、呆れるほど大きいのですが、それが何とも良いのです。
ナイロン地は所謂ツイール地(つるつるしたナイロン)で、一目見て、リモンタ社のナイロンと分かる、高級感があったのです。
リモンタ社とはプラダが使用したことで有名になった高級ナイロンのメーカーです。
イタリアの高級ナイロンバッグは殆どがこのリモンタのナイロンを使用しており、有名なところではフェリージ・オロビアンコ・ステファノマノなどもリモンタを使用しています。その何とも言えない光沢感と、風合いが魅力です。
「やっと見つかった!」
そう思うと嬉しくなりました。
そのブースにツカツカト入って行き、一人の方に色々とお話を伺いました。
それまで見たことがなかったので、やはりという感じですが新ブランドなのだそうです。
4℃ホールディングスのグループ会社で、株式会社アスティ―という大手のOEMの会社が初めて手掛ける自社ブランドであるということでした。
そして、やはりリモンタナイロンを使用しており、メッシュレザーはバングラデシュでのハンドメイドだそうです。
Artistsanで扱っているDragon Diffusionはお隣のインド。
メッシュレザーはやはりあそこらへんなんだなー、、、などと思いながらその説明を聞いておりました。
Artistsanではもう一つManhattan Portage BLACK LABELを扱っています。
あちらはコーデュラ社のナイロンを使用しております。しかも本体はバリスティックという、少し目の粗いナイロンが主流なのですが、ArtistsanではBLACK LABELのみが使用している大人っぽいツイールナイロンが売れ筋の主流なのです。
頭の中で、「ちょうど真ん中の商品が見つかった!」そう感じたのでした。
是非扱わせてもらいたいと話を伺う中で、なかなか高いハードルがあったことと、デビューが約1年先であることが分かりました。
「む、む、む、む、む、~!!!」
なかなか上手くはいかないものです。
家に帰っても、「あのブランド良かったけどなー、、、」
ずっとAMUAMUの事を考えていました。でも1年先のことだし仕方がありません。
それから、また何回かの展示会に行きましたが、やはり「これ!」というものは見つからず、半年が過ぎました。
今度は、有楽町の国際フォーラムで行われた展示会でAMUAMUと再会したのです。
それは、AMUAMUさんから頂いた展示会の案内状がありましたので、それを持参して展示会に向かったわけです。
大概はファーストインプレッションが大きすぎて、
2回目は「あれっ、こんな感じだったっけ?」
そう思うことが殆どですが、AMUAMUは違いました。
その展示会場はそんなに広くないので、に一発で見つかりました。
そしてやはり
「イイ!!!」
そう思いました。
また、ブースの中の方を捉まえて案内状をお見せして、お話を伺いましたがやはりハードルは変わっていませんでした。
そこで、営業担当の方の名刺を頂き後日直談判!!!
という勢いで電話をして、アポイントを取り付けました。
株式会社アスティ―さんの東京本社は天王洲アイルの高層ビルの中にありました。
~つづく~
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